風俗店の変革

風俗店は時代の流れと共にその形態を次々と変えてきました。元々の歴史は古いものの、時代のニーズに合ったサービスを提供し続けてきた業界でもあります。男性と女性の性行為はそれこそ数千年前から行われてきたでしょうから、紀元前からそういったものがあっても不思議ではありません。

1950年代には、繁華街でストリップ劇場が次々にオープンして、当時の男性は食い入るように見つめていました。そして1960年代に入ると性風俗業界が一気にヒートアップする時代になります。その中でも突出したブームになったのが「トルコ風呂」です。いわゆるソープランドの前身で、浴室やベッドで男性が女性にご奉仕してもらうというもの。ちなみにピンサロが出てきたのもこの時代です。1970年代はトルコ風呂の全盛期であるのと同時に、ファッションヘルスが出てきたのもこの時代です。ここから1990年代まではまさに店舗型風俗の業績は右肩上がりでした。

1990年代の後半に店舗型風俗の一斉規制が行われ、ファッションヘルスの多くは閉店する事態となりました。そして無店舗派遣型の風俗が合法化された事により、風俗店の多くはデリバリーヘルスへと変わっていく事になります。それにより今現在の風俗事情は、その市場の半数近くをデリヘルが占めると言う具合になっています。店舗数が増えた事により競争は激しくなり、価格破壊も起こり、デリヘル店を新たに出店するのも難しくなっています。宣伝方法もかつては新聞や雑誌や街中のピンクチラシだったのに対して、今はネットでの宣伝が必須です。利用する男性にとっては良い事ばかりのように思えますが、業界全体のサービスの低下に繋がっている事も言えます。今後もしばらくはデリヘル主体の風俗業界が続く事は間違い無さそうです。